【前橋市の法律事務所で解決】離婚で親権はどう決まる?

収入・財力
離婚の際にもめやすい子供の親権を決める際に、収入や財力は影響するのでしょうか。いくら収入が多くても夜遅くまで仕事で家に帰ってこないとか、子供の世話をすることができないと、子供が幸せに暮らせるとはいえませんよね。
親権を得られれば、相手から養育費をもらうこともできるので、収入や財力についてはそれほど心配する必要はないでしょう。
居住環境
親権を決める際には、子供が幸せに暮らせるかどうかがポイントになるので、場合によっては家庭訪問され、子供が暮らす環境が安全で衛生的かどうか確認される場合もあります。
常識の範囲内であれば良いので、常に完璧に片付いていないといけないわけではありませんが、それがもしゴミ屋敷だったとしたら、子供が幸せに暮らせるとは言えません。
子供との信頼関係
子供の年齢が低ければ低いほど母親による保護が必要だと判断されやすいため、離婚後の親権は母親に決まることが多いです。
しかし、子供の年齢が10歳くらいになると、父親と母親のどちらと暮らしたいか、子供の希望も尊重されるようになりますので、そうなると、離婚に至るまでの間に子供と築いてきた信頼関係も重要だと言えます。
子育てにあてられる時間
また、子供が幸せに暮らすためには、充分子育てにあてられる時間を取れるかどうかも重要になります。たとえ収入が少なくても、子供との時間を長く確保できる方が有利です。
毎日仕事で遅くまで帰宅せず子供がひとりぼっちで過ごす時間が多かったり、子供の世話をすることもできないとなると、親権を取得するのは難しいでしょう。